負荷心電図

“エルゴメーター法”
運動をすると胸が痛むが安静時には胸痛はなく心電図にも異常がない場合があります。その場合、わざと心臓に負荷をかけて心電図をとり異常を発見する検査法です。
運動によって心筋の酸素消費量を増加させて心電図をより心筋虚血(心筋への酸素供給の不足状態)がみられるかどうかを判定します。
当院では自転車のペダルをこぐエルゴメーター法を行っています。
【検査方法】
  • 胸に電極をつけ安静時の心電図を記録した後、自転車にのります。
  • 身体能力、日常生活の違いがある為、各人にあわせてペダルの重さを選択します。
  • 自転車をこぎます。徐々にペダルが重くなっていきます。脈拍の上昇(目標心拍数の達成)や危険な心電図、胸痛、足の疲労などが起こった場合終了になります。

検査時間は約20分です。
*主に狭心症、心筋梗塞などの虚血性心臓病の診断に用いられます。