治験薬によって、治験の内容はさまざまです。治験参加期間中は、治験薬を定められたとおりに服用していただきます。また、有効性・安全性を確認するために、診察・検査(血液検査など)を決められたスケジュールにしたがって受けていただきます。
治験に参加したあとに、途中でやめたいときは、いつでも参加を取りやめることができます。もし、参加をやめることにしたときは、担当の医師または治験スタッフにその旨を知らせてください。あらかじめ定められた治験の手順にのっとって終了され、今後の治療方法などについて担当の医師より説明があります。
副作用の起きる可能性をできるだけ少なくするため、注意深い診療や詳しい検査などを行います。治験薬を服用していて「おかしいな」と感じたらすぐに治験担当医師にお知らせください。副作用を早期発見することで、症状を最小限に抑えます。
万が一、副作用が起きてしまった場合は速やかに適切な治療が行われます。もしも、治験薬により、被害を受けた場合、製薬会社が補償しています。
新しい治療を受けるチャンスになりえるかもしれません。
通常の診察よりきめ細かい検査・診察を受けることができます。
治験薬を使用している期間は、治験薬と一部のお薬と検査の費用が治験依頼者(製薬会社)が負担するため、医療費の負担が軽減されることがあります。
詳しい参加の条件等がありますので、当院の治験窓口までお尋ね下さい。治験参加の条件について診察や検査の結果から判断し、患者さんのご同意を文書で頂いたのちに治験を始めます。なお、診察や検査の結果により、治験に参加できない場合は通常の診察と同様の費用がかかります。